母親介護の為の同居を機に、新築かリノベーションかの相談から・・・。 出来るだけ既存を活かしつつ、断熱性能と耐震性の向上を目指し、基礎の補強・体力壁の確保・床剛性の確保・断熱と遮音などに配慮した。当初、既存土壁は出来るだけ残す予定だった。 しかし、筋交や構造用合板を張る耐震性確保と、断熱材を挿入するためにほとんど撤去した。結果的に小さな家が建つくらいの費用が掛かったが、ここに住み続けたいという思いが実現出来た。 遮音・断熱・気密は向上し、暖かく住み心地はよくなったと言われている。 家族構成/5人家族(夫婦・子供2人+祖母) 第二種中高層地区・準防火地域　木造瓦葺き2階建　築75年 敷地面積/88.87平米　建築面積/57.82平米 1階床面積/43.44平米　2階床面積/57.28平米 延べ床面積/100.72平米 構造体既存(一部抜き替え)増築・屋根既存 【別途工事】造付家具（本棚・書斎机）/外構工事/主照明